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鳴き声

最近 すずめの鳴き方で行動がわかっるものもあるようになった。

鳥の鳴き声でたまたま井伏鱒二の小説 黒い雨の中におもしろい鳴き声の表現があったので、書き出してみました。

ホオジロは、「一筆啓上ツカマツリ候」(いっぴつけいじょう つかまつりそうろう)と鳴くそうだ。

八須子の郷里では(小畠村か広瀬村)
「ベンケイ皿モテ来テ酢ヲ飲マショ」

と鳴くとあり、子どものときはもっと短く

「チンチク二十八日」

と鳴いたとある。

ニンジンゴボウキライ、油揚ハネジレトッテモ大キイガ良イ とはやしたてる。未だに何の意味のことかわからない。とここのくだりを読むとなぜかにんまりする私です。

聞こえ方もいろいろでおもしろい。